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みなさん、こんにちは!
株式会社レキサン(リージョナルキャリア沖縄)の城間です。

先日、友人に誘われて初めてFC琉球の試合観戦に行った我が家ですが、なんと今シーズン7試合目での初勝利に立ち会うことができました。Instagramは見る専門で、めったに更新しない私もテンションが上がって思わずリール投稿をしてしまいました。

さて、前回は沖縄へのUターンに向けた転職活動の準備や進め方に関する記事『私の沖縄Uターン転職体験記~転職活動の準備・進め方~』をお伝えしました。

引き続き転職活動のヒントについてもお伝えをしていきたいと思っておりますが、今回は、実際に沖縄へのUターンに伴う引っ越し費用をお伝えいたします。

今まさに沖縄移住を準備中という方はもちろん、これからUターンするかどうか検討中の方にとっても、費用面は気になるテーマだと思いますので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。

いざ沖縄へUターン!! 引っ越しにかかったリアルな費用を全公開

 

私は2024年11月初旬に弊社レキサンへの入社が決まり、2025年末には沖縄に戻ることを決めました。そのため、内定から移住まで2ヶ月弱。かなりバタバタでした。

あまり余裕のない中でいろいろなことを決めていかなければならなかったので、最安値で引っ越しを進めることはできなかったのが正直なところです。あくまで私のケースではありますが、引っ越しにかかった費用を思いつく限りすべて公開いたします。

引っ越し時や直後に支払わなくてもいい費用も、あえて幅広く捉えて下記の一覧に加えているので、「高く見積もってこれくらい」といった感覚でご覧いただけると幸いです。
また、費用をまとめるにあたっては以下の条件を前提にしてお伝えいたします。

  • 移住場所:東京~沖縄への引っ越し
  • 居住地:賃貸物件から賃貸物件への引っ越し
  • 家族構成:自分、妻、子ども2人(3歳、2歳)
  • 自家用車:なし(今回の移住のために購入)
項目 おおよその金額
引っ越し費用 47万円
退去に伴う費用 4万円
新居 初期費用(2LDK、家賃9万円弱) 35万円
新居 家具・エアコンなどの購入費用 20万円
航空券代 5万円
新居への入居までの費用(ホテル・食費など) 4万円
自動車 購入費用(頭金・輸送費) 35万円
保育園入園費用(私立認可外)
※入園費+3ヶ月分の保育料
20万円
転職に伴うスーツ購入費用 10万円
合計金額 180万円

引っ越しにおいて費用感の整理をする際、頭だけの管理では混乱してしまったので、スプレッドシートに一覧化していました。今回はそれを基に記載していますので、実際にかかった金額とほとんどずれはないかと思います。

いま考えてみても、「けっこうお金がかかったな」という印象です。

それでは、上記の項目に沿って、補足を交えながら解説していきます。

 

移住費用の内訳&節約術もご紹介

引っ越し費用

費用:47万円
ポイント:
・引っ越し時期がハイシーズンだった
・家具家電はすべて持参
・トラブルのリスクを考えて大手引っ越し業者を選択

年末のハイシーズンだったことに加えて、東京で使っている家具・家電をほぼすべて沖縄に持ってきたので、この金額になりました。

30万円台の引越し業者もあるにはありました。しかし、先に移住した友人から「安い業者を使って家電が一部破損した」ということを聞いていたので、なにかと大手が安心かと考えて、パンダのマークでおなじみの引越し業者に決めました。

実際、それでよかったと感じています。非常に親切な作業員の方ばかりで、梱包が終わっていない家具・家電も快く引き受けてくれたり、さすがプロという手際で安心してお任せすることができました。

たまたま、沖縄での作業員の方が、在学期間は被っていませんが同じ高校の後輩だったこともあり、家具の組み直しも手伝ってくれたりと大変助かりました。47万円の価値があったと思っています。

退去に伴う費用

費用:4万円
ポイント:
・退去時の修繕費は免除されたため0円
・家具処分や掃除用品などの実費
・メルカリで売却し、実質負担ほぼ0円

子どもが床や壁を多少傷つけてしまっていたので、けっこうな費用になってしまったのですが、大家さんに寛大な対応をしていただき、修繕費はタダにしてもらえました。感謝しかないです。

ですので、ここでの「退去に伴う費用」は、一部家具の処分費用や梱包資材、掃除用具にかかった費用のみを指します。

加えて、妻が育児グッズなどをメルカリで頑張って売ってくれたおかげで、ここでの項目にかかった金額はほぼすべて回収できました。

新居 

初期費用:35万円
ポイント:
・敷金・礼金・初月家賃・諸経費を含む
・家賃の重複を1週間以内に調整し節約

新居の敷金、礼金、初月家賃、その他経費入れておおよそ35万円くらいでした。

幸いなことに、東京の賃貸物件の退去日と新居の入居日をうまく調整できて、差分が1週間以内に収まりました。家賃被りがほとんどなく、費用を安く済ませることができました。

新居 家具・エアコンなどの購入費用

購入費用:20万円
ポイント:
・新居用に家具・家電を追加購入
・エアコンも1台追加で購入(10万円)

東京で使っていた家具・家電をほとんど持ってきたものの、なにかと新居用に買わなければならないものが多く、20万円くらいはかかってしまいました。

内訳はこんな感じです。
・除湿機 約3万円(沖縄の湿度は恐ろしい)
・床に敷く防音マット、ジョイントマット 約5万円
(2人の子どもが狂ったようにジャンプするので床前面に敷き詰めました…)
・チャイルドシート 約2万
・追加のエアコン1台 約10万円(1台は東京から持ってきました)

航空券代

費用:5万円
ポイント:
・大人2人+未就学児2人で5万円に抑えた
※ハイシーズンだと通常はもっと高いことも多い

ハイシーズンだったものの、大人2人、未就学児2人で航空券は5万円程度で済みました。

上の子が3歳、下の子が2歳なので、上の子だけ子供料金がかかりました。

また、費用には関係ないのですが、我が家は妻が元々飼っていたトカゲがおりまして…、犬や猫、他のメジャーなペットとは違って爬虫類の航空機での荷物預かりや機内持ち込みは許可されていない場合が多いです。スカイマークも公式HPには明記されておらず、運搬については各社へ個別に問い合わせされることをお勧めします。

新居への入居までの費用(ホテル・食費など)

費用:4万円
ポイント:
・家具到着までホテルや外食で出費
・実家の協力で生活スタートし、節約に繋がった

東京で使っていた家財道具一式が届くのは、船便での引っ越しだと約10日かかります。

そのため、フライト当日までの宿泊代と沖縄に来てからの数日はホテル生活(または実家など)になります。

食費も、親に用意してもらうか外食になるので、なにかと費用が嵩みます。

我が家は、節約のために最低限必要なものは実家から借り、家具なしの状態で新居での生活をなんとかスタートさせたので4万円程度でおさまりました。ホテルでの宿泊日数が多い場合はその分、費用が嵩むので、沖縄出身の方は実家に頼れるところは頼るのが重要ですね。

両親ときょうだいには、フルサポートしてもらったので、頭が上がりません。ありがとう!

自動車 購入費用

頭金・輸送費:35万円
ポイント:
・車が必須のため購入
・塗装代(アンダーコート)がかかる
・持っていく場合は輸送費を想定する

特に東京から沖縄へのUターンの場合、自家用車を持っていないケースがほとんどだと思います。

さすがに沖縄や地方では車なしだと生活が成り立たないので、購入せざるを得ません。

理想は夫婦で2台あるのが理想ですが、我が家はとりあえず1台購入しました。

沖縄だと、沖縄に行ってからしか買えないので実際に実物を見て引っ越し当日までに購入することが難しいことに加え、選択肢がどうしても少なくなるので、我が家は東京で車を購入して沖縄に輸送しました。

川崎港から沖縄までの輸送費は17万円。以前までは10万円弱だったようですが、原油価格の高騰もあり現在はそのくらいの金額になってしまうようです。

また、沖縄は潮風が吹くため、アンダーコートという特殊な塗装をしなければいけません(雪国もそうらしいです)。その費用も5万円程度するので、頭に入れておきましょう。

保育園入園費用(私立認可外)

金額:20万円 ※入園費+3ヶ月分の保育料
ポイント:
・認可園の空きがなく認可外を選択
・兄弟2人を同じ園に入園

ほとんどの地域でそうだと思いますが、私が住む南城市は認可保育園の空きがほとんどなく、仕方なく私立の認可外保育園に子どもを入れました。

1人ならまだなんとか空きがあるところもありましたが、子ども2人を同じ保育園に入れるとなるとかなりハードルが高いですね。

結果的には、私も通っていた保育園の機能もあるカトリック系の私立幼稚園(与那原町)に2人とも通わせることになりました。

転職に伴うスーツ購入費用

費用:10万円
ポイント:
・私服勤務だったためスーツ3着を新調
・1着はオーダーで納品までに約2ヶ月を要した

私は前職、前々職と私服勤務OKの職場だったので、結婚式用のスーツしか持っておらず、新しく3着購入しました。

1月入社ということもあり、かりゆしウェアではなくスーツ着用だったので、Uターンの時期にも左右されるかと思いますが、転職準備には意外とお金がかかりますよね。

私は元々オーダースーツの販売員をしていたので、1着だけはオーダーで作りました。手元に来るまで1ヶ月半~2ヶ月くらいかかるので、オーダースーツを購入する場合はお早めに!

まとめ

いかがだったでしょうか。

あくまでも私のケースなので参考程度にはなりますが、沖縄への移住・転職に約180万円かかりました。
余裕をもって転職活動をすれば、もう少し費用を抑えることができると思いますが、家族連れの場合は安くても100~150万円程度はかかるという想定をしておくのがおすすめです。

弊社レキサンでは、沖縄の転職相談とあわせて沖縄移住に関する悩みや相談なども対応可能です。実際に私だけではなく、コンサルタント全員がUIターン経験者なので安心してご相談ください。

 

次回は、沖縄へのUターン転職・移住に伴う手続きと注意点をお伝えできればと思っております。現職での退職手続き、転職先での手続き、家探し、車探し、保育園探し、役所での手続きなどなど。私の実体験も踏まえて解説いたします。

ぜひ次回の記事もお楽しみに!

城間 美将 Shiroma Yoshiyuki
コンサルタント
沖縄県南城市生まれ。中央大学を卒業後、ベンチャー企業に就職。その後、介護情報サイトの運営企業、大手人材紹介のマーケティング部門にてWeb編集者を経て、沖縄へUターン。2025年1月より株式会社レキサン(リージョナルキャリア沖縄)に入社。2児の父であり、趣味は、スポーツ(野球、サッカー、ボーリング)、動画視聴(AbemaTV、Youtube、NewsPicks)、料理。

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