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皆さんこんにちは。
リージョナルキャリア沖縄 株式会社レキサンの花岡です。

前回は「県外企業が沖縄に進出する祭の採用活動できをつけないといけないこと」について触れて参りました。

ぜひご覧ください▼

前回記事

 

さて、今回は、ダイビングがご趣味である移住転職希望者様より、「慶良間ブルーに憧れて、沖縄への移住に成功したらダイビング三昧したいのですが、可能でしょうか?」というご質問を頂きました。

実は私自身もPADI Dive Masterのライセンスを持っており、ダイビングが好きなので、実体験を持って回答をさせて頂きたいと思い、本ブログを作成致しました。
将来沖縄への移住・転職をご検討の皆様にとって、例えばイメージを膨らませて頂く一助となればと存じます。

【目次】

  1. 沖縄に移住出来たらダイビング三昧は可能か?
  2. 慶良間ブルーの実体験
  3. 移住転職とダイビングの留意点
  4. まとめ

「移住転職出来たらダイビング三昧は可能か?」

勿論、可能です!
是非お楽しみください!沖縄で幸せな経験と、時間を積み重ねて頂く事は、リージョナルキャリア沖縄の本懐でもあります。

それでは、私自身の実体験を通して、慶良間ブルーの魅力と沖縄でのダイビングライフをご紹介させて頂きます。

慶良間ブルーの実体験

7月下旬に私の甥っ子が、Advanced open waterライセンスを取りに、沖縄に来ました。甥っ子の父親(私の兄)から世話を頼まれ、試験合格後のファンダイブに喜んで付いていきました。そこでの実体験を、画像を用いてお伝えいたします。

実は7月下旬は大きな台風が複数重なって、前日まで「ファンダイビングは難しい可能性が高い」と言われていた状況だったのですが、当日に何とか晴も見え、うねりも落ち着き、奇跡的に行くことが可能になりました。

我々は宜野湾マリーナから船が出るダイブショップ(甥っ子がライセンスでお世話になった店)を利用し、慶良間に行って参りました。船には複数のショップのガイドや、複数のグループ、船長を併せて、合計20名程度が乗船しておりました。

約2時間程度の船旅で、途中で「沖縄本島、大雨警報!!」と、全員の携帯電話がアラートで鳴りやまない一瞬が有る中、目的地に到着します(小さなお子さんは、まだうねりも残っていたのと、途中で雨が降って海が荒れ、強い船酔いで苦しそうでしたが、回復も早いようで、ダイビングには行けたようでした。)。

20名程度が乗船する大きな船でした。外国の方々のグループもいらっしゃって、各々がこの日にダイビングに行けた事を幸運に感じていた様でした。

船の2階からの水面、昨日はきっと大荒れだったと予測出来る中では、高い透明度だとお見受けし、ポテンシャルの高さが伺える様でした。

スポットには複数の船が停泊しており、環境に出来るだけ配慮している姿(ダイバーがアンカーを持って潜り、直接設置)が印象的でした(外すときも同様)。

ダイビングの開始。画面左が甥っ子で、右がガイドです。
当日は合計3回の潜水を通して、以下の海の生物達に出会うことが出来ました。

まず最初にお目に掛ったのはウミヘビ。極めて強い毒を持ち、万が一噛まれたら麻痺や呼吸困難を起こし、死に至る可能性もあることで有名です。
しかし、動きは魚に比較すると緩慢であり、歯も極めて小さく、簡単に人間が噛まれることは無いので、不注意に接近しなければ、差支えはありません。
何より、少し迫力もあって、緩やかな動きと、人を恐れない所が、ここのウミヘビの魅力かとお見受けします。

次に、ゴマモンガラを見かけました(この日、5回は見たと思います)。英名ではTitan Triggerfishと呼ばれているのですが、文字の通り弾丸のように突っ込んでくることがあります。上記にも記載しました通り、なるべく近づかず、遠目から観察することがお薦めです。

ウミガメ(ガイドは「タイマイ」と言っていました)に出会いました。他の生物も同じですが、ここのカメもとても人慣れしているようで、人を恐れません。
手が触れられない位の距離までは近づくことが出来るのも、魅力の一つだと思います。食事の時間だったのか、コーラルを一生懸命齧っていて、フレンドリーで可愛らしい姿でした。

ハリセンボン(ガイドは「ネズミフグ?」と言っていました。」甥っ子が一生懸命、父親から一時的に借受たGoProで撮影するのですが、ハウジングの気密性に問題があるようで曇ってしまい、より一層、曇りの影響を受けない画面の中央に被写体を収めようと頑張っています。

カクレクマノミ(通称ニモ)の家族が、イソギンチャクに住んでいました。ここのカクレクマノミは、フレンドリーで小さくて可愛いです。

ちょっと見辛く恐縮ですが、沖縄三大高級魚の一つ、アカジン(和名:スジアラ)です。海の中では、光の屈折の兼ね合いで赤く見えません(海の上では赤く見えます)。
日焼けもしておらず、数も沢山見られ、豊かな海であることが伺えます。
ちなみに一つ奥にいるのはトカジャーの一種(恐らくニセカンランハギ)で、もう一つ奥にいるのがナガジューミーバイ(バラハタ)です。
シガテラ毒を持つので県外では流通していませんが、沖縄では例えば牧志公設市場で売られています(食べてみた事があるのですが、非常に美味しい魚です)。

最後は、ウミヘビ(ガイドは「イラブ」と言っていました)の遊泳が見られました。人を恐れないのでかなり近くまでウミヘビの方から寄ってきます(近づかない様に気を付けましょう)。ゆっくり、ゆらゆらと泳ぐ姿が、いつまでも人の目を惹きます。

海から上がり、帰路につきます。天候が優れない中にもかかわらず、高いポテンシャルを感じた慶良間でした。沖縄に移住することが出来ると、誤解を恐れず言えばいつでもこの海に潜ることが出来ると思うと、非常に魅力的ですね。

但し、以下の注意点を心に留めて置かれる事をお薦め致します(とても大切なことなので、是非ご留意くださいませ)。

 

沖縄移住転職とダイビングの留意点

1. 転職面接での注意|「憧れ」だけでは通らない

沖縄への転職理由が「ダイビング」や「海」等、いわゆる「憧れ」の場合、高い確率で面接官から心配され、チャンスを逃してしまうケースが見られます。
理由は、2-3年もすれば、綺麗な海やダイビングも「当たり前」となってしまい、モチベーション喪失や賃金との兼ね合い等から、移住転職失敗に繋がるケースが多数見られる為です。

是非ご自身なりの「何故、沖縄でなければならないのか?」を、ご自身と向き合って紡ぎ出して頂く事を強くお薦め致します。

2. 気象条件とシーズン|一年中は潜れない

沖縄は非常に海が荒れる事がございます。特に台風シーズンは(ダイビングを目的にご旅行に来られる方にとっては博打)注意が必要です。
台風通過後も海のうねりが残る事が有り、比較的穏やかな天気に見えても、ダイビングにいけない可能性がありますので、別の日や他の週に移すことが出来る状況や心境作りが必要です(旅行なら諦める一択ですが、だからこそ、いつでも行ける「移住」が良いですよね!)。
尚、ダイビングに適したシーズンは他県より長い事は沖縄の強みです。一方、冬は天気も悪く気温も低く、風も強くて海も荒れているので、ファンダイブに行く方はかなりの少数だとお見受けします。危険も増すかとお見受けし、お薦めは致しません。「一年中ダイビング三昧」に適しているとは言えないのが正直な所です。

3. 水難事故への警戒|慣れた頃が最も危険

最近、沖縄での水難事故をニュースで見る事が多い現状がございます。離岸流やリーフカレントは、とても危険です。し、昨日と当日では現場の状況が正反対になっている事もあるので、自分の身を守ることに最大限の注意を払って頂く事をお薦めします。特に、慣れて来た頃が危ないので、気を付けてくださいね。

4. 危険生物への対処|特にゴマモンガラに注意

沖縄には危険な生物も沢山います。例えばハブクラゲ、ミノカサゴ、オニヒトデ、オニダルマオコゼ等が挙げられます。
ダイビング中に特に目撃することが多いのがゴマモンガラ(沖縄方言:ジキランカーハジャー)で、産卵期は特に獰猛でありダイバーを襲うことも普通にあります(経験者です)。

万が一、巣(テリトリー)に入ってしまったら、まっすぐ通り抜ける事を心掛けましょう。この魚はテリトリーを円錐型に作っているので、上方や斜め上に逃げても、追いかけられ続けます。嚙まれたり、突撃への対応から、大けがを負ってしまうこともあるので、慣れても決して近づかない、バディーを近づかせない事をお勧め致します。

 

まとめ

帰りは甥っ子をレブル250(オートバイ)の後部座席に乗せて、タンデムで帰ってきました。58号線、牧港川の上を通る橋から見える夕焼けが非常に綺麗で、甥っ子と青春気分を味わいました。

ご覧の通り、沖縄に移住転職が出来た場合、ダイビング三昧は可能ですし、県外に住む親族や友人を招いてダイビングを通して一緒に過ごすことも出来、人生において稀有で美しい経験を共有でき、有意義だと思います。

私の個人的な価値観で言えば、シンガポールと沖縄の違い(差)の一部は「海」だと感じており、47都道府県中最高クラスの海に潜る事が出来ます。台風で潜れない可能性のある旅行とは違い、移住は大きなメリットがあると言えるでしょう。

旅行と移住、ダイビング環境の決定的な違い

項目旅行でのダイビング移住後のダイビング
台風の影響諦めるしかない別の日・他の週に変更可能
計画の柔軟性日程固定で変更困難天候を見て柔軟に決められる
心理的余裕「今回しかない」というプレッシャー「いつでも行ける」という安心感
海況選択運次第(博打に近い)ベストコンディションを選べる

いくつかの注意点を心に留めて頂き、是非とも幸せな時間を沖縄で過ごして頂きたいと思います。ダイビングを趣味とされている沖縄移住転職希望者の方々に、本内容が少しでもイメージ構築の一助となれば幸いです。

※補足:
本画像は、GoProで撮影した動画を画像として利用しております。短い動画もございますので、もし宜しければご覧ください。


ウェビナーのお知らせ

レキサンでは、沖縄での転職を考えている方向けに、『沖縄・移住転職の失敗しない方法とは〜実例で学ぶ成功パターン〜』というテーマでオンラインウェビナーを開催します。沖縄にUIターンされた方のインタビュー動画をもとに、5つのセクションに分けてUIターン転職の流れや転職市場の動向などを解説していきます。

<ウェビナー概要①>

【開催日】 :11月1日(土)
【日時】  :9:00〜10:00
【対象者】 :沖縄県へのUIターン転職を検討している方
【費用】  :無料
【開催形式】:Google meet

<ウェビナー概要②>

【開催日】 :11月22日(土)
【日時】  :9:00〜10:00
【対象者】 :沖縄県へのUIターン転職を検討している方
【費用】  :無料
【開催形式】:Google meet
※当日ご参加いただけない場合でもアーカイブ配信をご用意しております。(当日分ではなく、過去の収録による動画の可能性もあります。) ※ウェビナーでは2024年に決定した最新の転職者事例もご紹介いたします。

<開催方法>

■オンラインウェビナー ※本ウェビナーはGoogle meetで実施します。Googleアカウントがなくても参加可能です。詳しくは、以下のリンクよりご確認ください。

<こんな方にお届けしたいウェビナーです>

「WEB検索では見つけられない沖縄本社の魅力的な企業や求人を知りたい」 「公開されていないハイクラス求人へのアクセス方法が知りたい」 「都市部でキャリアを積んだUIターン転職者の実例が知りたい」 本ウェビナーは、このような疑問や不安を解消し、UIターン転職を検討をするための情報収集の場になればと考えております。

<注意事項>

※本ウェビナーの受付は、当日の開始時間1時間前を締め切りとさせていただきます。 ※同業他社様の参加はご遠慮くださいますようお願いいたします。

<参加・申し込みフォーム>

   
【開催日】 :①11月1日(土)②11月22日(土)
【日時】  :9:00〜10:00
【対象者】 :沖縄県へのUIターン転職を検討している方
【費用】  :無料
【開催形式】:Google meet
花岡 利季 Hanaoka Toshiki
社会保険労務士
大阪で生まれ、生後7ヶ月でシンガポールへ。大学は日本の武蔵工業大学卒業。日本とシンガポールの両方にて就業経験を積む。JACにてコンサルタントとして活躍。(経理財務人事・コンサルファームが専門領域)2020年沖縄へ移住し株式会社レキサンへ入社。釣りが趣味。沖縄に来てからほぼ隔週で通っている。

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